福祉車両の改造や製作について

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車椅子用リフト・スロープ/乗降用ステップ・手すり/リフト修理・メンテナンス

改造の前に

車椅子用リフト1
車椅子用リフト2
車椅子用リフト3

【室内高に注意!】 リフトでもスロープでも、先ず、真っ先に車椅子に座る方の室内空間に注意を払って下さい。
背の高い方であれば天井を。長距離移動が多いのであれば見晴らしや快適性を。
【乗車位置を決める】 車椅子で乗られる方の乗車位置を考えます。3列シート車であれば、2列目か3列目のどちらにするか選ぶ余地はあります。
改造の手間が少ないのは3列目ですが、運転席や助手席から距離があるので、介助が必要な方の場合は2列目にしたいところですよね。













車いす用リフト

車いす用リフトは大きく分けて2種類あります。プラットホームがそのまま前後・昇降する全自動タイプと、 昇降のみ電動で、プラットホームは手で折りたたむタイプになります。選ぶ基準はいくつもあるので書いておきます。
〇誰を乗せるのか?〇誰が介助するのか?〇車両は何か?〇使う頻度は?〇使う目的は?そして、乗車定員変更= 新たに車検とる事になるが良いのか?あと1番大きな前提は予算ですよね。以下に掲載しているGシリーズは500,000円~、 Kシリーズで430,000円~ですが、これは製品のみの値段です。これに取り付け費、車椅子固定装置、車いす用シートベルトも 必須です。シートを外し、車いす移動車(8ナンバー)用に改造するのであれば、その車検費用も別途かかります。 費用の面で言えばスロープの方が全然安く改造出来ますが、使い勝手や安全性は断然リフトの方が良いでしょう。 ただ、自分であれこれ考えるより相談下さい。改造出来るかどうかの問題もあります。

和光工業 Gシリーズ ☆全自動スライドリフト

和光工業スライドリフト

プラットホーム(床面)に車椅子を固定し、そのまま室内にスライドします。必然的に3列目の位置に乗車する事になり、 3列目のシートも完全に取り外すので車いす移動車(8ナンバー)で登録となります。リフトの出し入れや、車椅子の 固定も楽なので頻繁に使う方には便利です。但し、プラットホームの上に車椅子が乗るので室内高に注意が必要です。 3列目シートも取り外すので、乗車定員変更で車検の取り直しも必須となります。

和光工業 Kシリーズ ☆折り畳みリフト

車いすリフト

昇降のみ電動の半自動タイプです。プラットホーム(床面)を折りたたんで格納するので、車種によっては3列目シートを生かせます。また、設置もしやすい ので取り付けられる車種も多く、車椅子の乗車位置も選べるので人気があります。

車いす固定装置/車いす用シートベルト

車イス固定装置

リフトやスロープを後付けするなら、車椅子を固定する装置とシートベルトは欠かせません。 画像は手前のレバーを起こすとロックできる手動床上タイプです。他に埋め込みタイプがあり、電動・手動選べます。また、 ベルト式の手で張るタイプ、自動巻取り機能付きで簡単なタイプもあります。他、画像はありませんがシートベルトは2点式 となります。それぞれ使用頻度や用途、誰が使うか?で選択すると良いでしょう。

車いす用スロープ

車椅子用スロープ1
車椅子用スロープ2


この画像は収縮するスライドスロープ3Ⅿのタイプです。スロープで車椅子の方を乗せるには、車の後ろに これだけの距離が必要になります。出かけた先でも、この距離と平坦な場所があるか心配しなくてはいけません。 そして角度です。介助する人に体力が無ければウインチを使った方が安全です。そして、 スロープが途中で落ちたら大惨事となるので、何らかの外れ止め対策もしなければいけません。スロープは60,000円くらいから 販売しており、固定装置にベルト、取り付け一式でおよそ20万円くらいが目安ですが、いろんな観点でお考え下さい。

乗降用ステップ・手すり

和光工業 YS309 ☆手すり付き

手すり付き3段ステップ

送迎車にぴったりの手すり付き3段ステップです。高齢の方には手すりが非常に大事。この手すりは、 どちらか片方のみの設定もあります。

和光工業 YS310 ☆手すり無し

3段ステップ

手すりがあると、かえって邪魔になる時はこちらを選ぶと良いです。
福祉車両に限らず運送事業でも使われております。

アプローズ 電動スライドステップ

電動式乗り降りステップ

アプローズ製の汎用後付け電動スライドステップです。幅広い車種に取り付け可能で、一部車種専用品も設定在ります。 スイッチの切り替えで、ドアの開閉に連動出来るので手間もかかりません。取り付けは右側左側でも問わず、 助手席や運転席側にも可能です。但し下回りの形状や最低地上高にゆとりが無ければ付けられません。事前に下見が必要です。

リフト修理・メンテナンス

※画像はクリックで拡大し、その画像の横矢印をクリックで入れ替わります。

車いすリフト修理

施設で使われる送迎車のリフトは使用頻度が高い為、走行距離の割にはトラブルが多いのです。中でもハーネス関係は、 メーカー問わず多い故障です。壊れてから部品を発注しても納期が数週間かかる事もあるので、日頃の点検がすごく大事です。


車椅子用リフト故障

車イス固定装置のワイヤーや、スライドモーターの故障も定番です。これらは予兆があるので見分けやすいですが、 私共のような専門店じゃなければ判断付きにくいかも知れません。リフトの各ベアリングもそうです。見ると大体寿命が分かります。


車いすリフトメンテナンス

電動ステップも動きが悪くなってきたら要注意です。
様々な故障を見て、それらを修理して来た経験から分かるのですが、殆どの故障は日頃のメンテナンスで防ぐ事が出来るのです。 そう言った不要なトラブルを避けるために、当店ではメンテナンスサービスを行っております。内容は、①各部点検、②各部清掃、 ③各部グリスアップ&作動油交換等ですが、車両の状態によって金額は違ってきます。およそ15,000円~30,000円を目安として下さい。 一般的な自動車ディーラーや整備工場では出来ない内容です。車両は入庫して頂くのが基本ですが出張作業を希望の場合、青森・秋田・ 岩手県内であれば5,000円頂いております。このメンテナンスを受ける事で、壊れている或は壊れそうな箇所の発見にも繋がります。 是非受けられる事を勧めます。




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